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葛城奈海の「森林の仕事ガイダンスレポート」
葛城奈海の「森林の仕事ガイダンス」レポート

こんにちは、葛城奈海です。1月から2月にかけて全国4ヵ所の「森林の仕事ガイダンス」に参加し、たくさんの研修生や関係者の皆さんとお話しすることができました。その、大阪と東京の会場で行われたイベントのご報告をいたします。


東京会場木村東吉さんトークショー2月24日(土)

電車から見える「森林の仕事ガイダンス」の巨大な横断幕が目を引いた東京会場。私もスタッフも、誇らしい気持ちでガイダンスに臨むことができました。今回のトークショーは、かつて私も出場していたアドベンチャーレースのレースディレクターも務めたことがあるというアウトドアエッセイストの木村東吉さんです。



相手のことを思いやる気持ちがないと、田舎暮らしはうまくいかない。

木村東吉さん

木村さんの第一印象は、ひとことで言うと“爽やか”。ちゃんと自分をコントロールし、節制している人だなと思いました。お歳をお聞きして、見た目とのギャップにもびっくり!とてもステキな方でした。ミネソタ州800キロを、自転車とマラソン、カヌーで縦断するレース「ミネソタ・ボーダー・トゥ・ボーダー」に日本人とて初めて参加し、2年連続完走を果たしたと聞いて再びびっくり!ただ者では、ありません。

印象に残ったのは、これから田舎暮らしをする人へのアドバイスとして、「いちばん大切な目的以外は持つな」ということ。あれもしたい、これもしたいと欲張ってしまうと失敗するということです。私も、常々同じようなことを考えていたので共感しました。ちなみに東吉さんが河口湖に移住した目的は、「毎日、カヌーに乗りたかった」だ、そうです。

また、「他人の価値観を認め、相手のことを思いやる気持ちがないと田舎暮らしはうまくいかない」というお話にもうなずけました。山村生活を体験されている木村さんのお話は、林業を志す人にとっても示唆に富んでいました。

●木村東吉さん (アウトドアエッセイスト)
大阪府出身。雑誌「ポパイ」「メンズクラブ」「チェックメイト」等のファッションページで人気モデルとして活躍。その後、アウトドア料理の著作を多数出版。1995年、河口湖に移住しアウトドアエッセイストとしても活躍中。



大阪会場 清水國明さんトークショー 1月28日(日)

目の前が大阪国際女子マラソンのコースになっていた大阪会場。スタッフ控え室の窓から、選手が走る姿を見ることができました。会場には、日曜日とあってたくさんの方がお見えになりました。そして、盛況な会場に一際花を添えたのが清水國明さんのトークショー。どんなお話が聞けるのか、とても楽しみでした。



農林漁業はもっと偉そうでいい。都会の人を養っているのだから、もっと誇りをもっていい。

清水國明さん

清水さんにお会いするのは今回が初めて、でもとてもきさくな方で楽しくお話ができました。ご自身が自然の中で五感を通じて感じられながら、問題意識を持って行動しておられるので、一言、一言に説得力がありました。特に、「農林漁業はもっと偉そうでいい。都会の人を養っているのだから、もっと誇りを持っていい」というお話には、普段から誇りを持って仕事をしている人はかっこいいなあと思っているので、とても共感できました。

また、「森の中で一人、夜を過ごすと、最初は恐いけれど、だんだんと森に抱かれている気がしてくる。それは、昔、おじいちゃんの膝の中で遊んでいたときと同じような安らかな気持ちです」というエピソードも印象的でした。

その他にもご自身で建てたログハウスのお話やツリーハウスで暮らしていると、風で揺れて船酔いするお話など会場内は笑いの渦でした。お祖父さまが林業をなさっていたという清水さん。森林の担い手を目指そうという人たちに温かいエールを送ってくださいました。

●清水國明さん (タレント・自然暮らしの会代表) 福井県出身。京都産業大学在学中にフォークグループ「あのねのね」を結成し、「赤とんぼの唄」が大ヒット。その後、テレビ番組の司会やコメンテーター、新聞雑誌への執筆活動など、幅広く活躍。また、芸能界きってのアウトドア派、スローライフ実践者として、自然体験イベントや講演活動を全国的に展開している。



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