清水さんにお会いするのは今回が初めて、でもとてもきさくな方で楽しくお話ができました。ご自身が自然の中で五感を通じて感じられながら、問題意識を持って行動しておられるので、一言、一言に説得力がありました。特に、「農林漁業はもっと偉そうでいい。都会の人を養っているのだから、もっと誇りを持っていい」というお話には、普段から誇りを持って仕事をしている人はかっこいいなあと思っているので、とても共感できました。
また、「森の中で一人、夜を過ごすと、最初は恐いけれど、だんだんと森に抱かれている気がしてくる。それは、昔、おじいちゃんの膝の中で遊んでいたときと同じような安らかな気持ちです」というエピソードも印象的でした。
その他にもご自身で建てたログハウスのお話やツリーハウスで暮らしていると、風で揺れて船酔いするお話など会場内は笑いの渦でした。お祖父さまが林業をなさっていたという清水さん。森林の担い手を目指そうという人たちに温かいエールを送ってくださいました。
●清水國明さん (タレント・自然暮らしの会代表)
福井県出身。京都産業大学在学中にフォークグループ「あのねのね」を結成し、「赤とんぼの唄」が大ヒット。その後、テレビ番組の司会やコメンテーター、新聞雑誌への執筆活動など、幅広く活躍。また、芸能界きってのアウトドア派、スローライフ実践者として、自然体験イベントや講演活動を全国的に展開している。