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駒村清明堂では、直径5メートルくらいはありそうな水車が、筑波山麓を流れる恋瀬川の水で、ごとんごとんと力強く回っていました。水車小屋の中では、歯車によって8本の杵を2本ずつ時間差で浮かせ、規則正しく落下させて杉の葉を粉にしています。おおむね1日半ほどで挽きあがるそうなのですが、「うっかり止めるのを忘れて、2日とか3日とか搗き過ぎてしまうことはないのですか?」と質問したところ、「ありません」とのこと。というのも、搗きあがりのタイミングは、例えそれがどんなに夜中でも、「音」が教えてくれるのだそうです。つまり、杉の葉に含まれる水分や、その日の湿度によって、粉を挽くのにかかる時間は微妙に変わってくるそうなのですが、杵の下には金属が取り付けられているため、仕上がりに近くなるにつれて音が徐々に高くなっていき、適当な頃合になったことを告げてくれるのだとか。
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水車で杉の葉をひいてお線香を作っている駒村清明堂さん |
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