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秋田空港に降り立つと、空港の玄関に「駐車場にクマが出るので注意」の張り紙があるのが目にとまる。例年であれば、すでに数10センチは積雪しているというが、幸いなことにまだ雪はなかった。取材地の森吉町・阿仁町は、空港から車でさらに数時間、北へ向かう。秋田県は県土の71%が森林に覆われている森林県。北部には世界遺産である白神山地、東部には八幡平など数々の名山が連なる奥羽山脈、南部には日本百名山の一つである鳥海山など緑濃い山々に囲まれている。そして、これらの山々を水源とする米代川、雄物川、子吉川の河川が広大な平野を潤している。また、十和田湖や田沢湖などの美しい湖も多く、豊かな自然に恵まれている。県下の82万1千haの森林のうち、人工林が占める割合は50%。そして、その約9割がスギ人工林だ。スギ人工林の蓄積量は民間林・国有林合わせて8千万立方メートルに達し、その増加量は毎年300万立方メートルのペースで飛躍的に伸びている。一方で民有林のスギは昭和44年から50年にかけて展開された年間1万ha造林運動等により植えられた若い木が多く、下刈りや除伐、間伐などの手入れが必要。「緑の研修生」たちの育成に期待が寄せられている。 |
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