林業の高齢化で、きちんとした森林の管理ができなくなる。この問題を打開しようと、「(株)いぶき」は第3セクター(官民共同)方式の林業の担い手会社として、平成2年の8月に設立されている。
そこの課長を務める白川さんは、「緑の雇用は、本気で担い手を育てようとしているウチには、大変ありがたい制度です」と話す。そして、「今年から5年間続くということなので、毎年5人以上は入れていきます。5年といわず、ずっと続けてほしいですね」と注文する。
というのも、森林の作業は時間をかけて技術を身につけないと務まらないからだ。「いま後継者を育ててバトンタッチしておかないと、木を伐れる人がいなくなります。それくらい高齢化は深刻です」という。
“いぶき”では、緑の研修生は正社員として採用し、給与、ボーナス、保険、年金、退職金制度などを完備している。このことからも、担い手づくりの本気さが分かる。「緑の雇用は人を育成するための制度だと理解していますから、そのために補助金はすべて活用しています」とのこと。また、「研修生を育てることは、将来の指導員をつくるようなもの。次の担い手を育ててくれる、そういう人をつくるのが、私の生涯の仕事だと考えています」と熱い想いを語ってくれた。
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