大学を出てから流通会社でアルバイトをしていた高部さんは東京出身。
林業を意識したのは20歳ぐらいの頃からで、ご両親が登山をしていたのが影響しているという。自分も山が好きで、自然の中で暮らしたいと考えるようになった。
研修生になるきっかけは「森林の仕事ガイダンス」の新聞広告を見て。すぐに東京会場に足を運び各ブースで説明を受けた。最初は和歌山県を志望したが採用されず、長野や群馬、福島の森林組合に直接電話をしたり、労確センターに電話をしたりした。
「平成17年度でこの制度が終わるかもしれないと聞いていたので焦っていました。神流川森林組合で緊急雇用があることを聞き面接を受け採用され、その後で研修生になることができました」と体験を語ってくれた。
ご両親は、林業就業にも理解があり「好きなことをやればいい」と行ってくれた。「山好きなので、悪く思ってはいないようです」という。
研修のことを聞くと「好きとはいえ仕事ですからね。楽しいことばかりではありませんが、作業自体は気に入っています。肉体労働なので、きつい仕事だけど、つらさはあまり感じません」と頼もしい。
神流川は最初に来たときから気に入っていた土地だという。今は組合が斡旋してくれた寮に住んでいる。
「班長さんが白菜やキュウリを分けてくれます。近所の人が天ぷらを揚げて持ってきてくれたこともあります。休みのときは同僚を呼んで鍋をやったりして楽しく過ごしています」と充実した山村生活を送っているようだ。 |