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飛行機が鹿児島に近づくと、霧島連山が眼下に広がる。遙か遠方には桜島の姿も認めることができた。羽田からは2時間弱のフライトだ。鹿児島県は、日本本土最南端の県。かつては島津藩の領地で「薩摩」と呼ばれていた。温暖な気候の下に緑豊かな森林が広がっている。また、世界自然遺産に登録されている屋久島などの特色豊かな島々、桜島・霧島などの火山、豊富な温泉など多彩で豊かな自然に恵まれた森林県だ。森林面積は約59万ヘクタールで九州一の広さ。そのうち民有林は約43万3千ヘクタール、国有林が約15万6千ヘクタール。また、人工林面積は、30万3千ヘクタールで、これも九州一を誇る。樹種別に見ると人工林は、スギ、ヒノキ、アカマツ・クロマツなどの針葉樹林が大半をしめる。しかし、天然林は広葉樹林が多い。とくに大隅半島の南部にある稲生岳、木場岳一帯の森林は、タブノキ、イスノキ、アカガシが原始のままの姿をとどめる西日本最大級の照葉樹林となっている。そして、屋久島では、山々に降る多量の雨と輝く太陽が豊かな森林を育み、標高500mを超える山地には「屋久杉」と呼ばれるスギが自生し、その中には樹齢2千年という巨木も存在する。また、竹林の面積も全国一。林産物生産では、「竹材」と「薪」の生産が全国1位。「タケノコ」の生産が全国2位となっている。 |
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