三重県の緑の研修生は、平成15年が30名、16年が26名、17年が11名と年々減少している。
緑の雇用事業を進めている三重県林業労働力確保支援センターの山際さんに、この原因を聞くと「公共事業が減ったことが大きいですね。事業体も仕事量が減っていて、採算性が問題になっています。だから、研修後の本格雇用へのハードルが高くなっているんです」とのこと。
しかし、林業の現場は高齢化が進み、後継者の確保は切実な問題。山際さんも「この事業は、作業班の若返りに必要です。実際に研修生を受け入れた組合は喜んでいるし、平均年齢が10歳くらい若がえったという声も聞きます」と話す。
また、「県の森林の約半分は間伐が必要で、まだまだ技術者が求められており、この事業に期待しています」とも。
そして、「最高の研修をしてもらって、業界に送り出したいですね」といい、「効果的なカリキュラムを考えたり、いい先生にお願いしたり、知恵を絞っています」。
さらに、「研修生には一芸に秀でる人になれ、と言っているんです。木を伐る名人とか、木のことは一番知っている人とか」と熱心に語る。
今後への希望を聞くと、「研修後の技術指導の制度もほしいですね。2、3年の期間で考えてもらえるといいんですが…」。その言葉からは、林業への愛着が感じられた。
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