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「緑の研修生」ニュース 三重県篇
森林の匠に仕事を習おう!葛城奈海の林業体験レポートD

「緑の研修生」メッセージボードでおなじみの葛城奈海さんが林業にチャレンジ
しました。この日のために刈払機とチェーンソーの講習まで受けた葛城さん。
森林の匠から、森林の仕事のコツを伝授してもらいます。


三重の匠に植付けのコツを学ぶ。

三重の匠・下村さんと

今回は、植付けにチャレンジします。
植付けをする斜面は、すでに地ごしらえが終わっていて、動物よけの防護ネットで囲われていました。
植付けを指導していただくのは、三重県松阪飯南森林組合・森林保全課の下村好生さん。下村さんは、中学を出てから50年以上林業に携わってきた大ベテランです。


下村: 今日、植えるスギの苗は2年生のものです。昔は種を取って育てていたのですが、今は業者から購入しているんですよ。
葛城: 苗は、どのくらいの間隔で植えていくのですか?


下村: 地域によっても違いがありますが、昔は1haあたり5000〜6000本ぐらい植えていました。今は4000本くらい植えます。
おおよそ1.5m間隔ぐらいですね。
上の段と下の段が互い違いになるように植えていきます。


下村: では、やってみましょう。まず枯れ枝や枯葉などのごみを取り除いて表土が出てくるようにしてください。
ごみが土に混ざると苗が枯れてしまうことがあるので丁寧に作業してください。

葛城: この鍬は、苗の植付け専用のものですか?特別な呼び名があるのでしょうか?
下村: 私たちは“トグワ”と呼んでいます。植付けに使う道具です。トグワを使って苗の根が完全に隠れるぐらいまで穴を堀って、苗の根を広げて穴に置きます。


葛城: こんな感じでいいでしょうか?
下村: はい、それでいいです。そうしたら、土を被せ、苗をひっぱっても出てこない程度にトグワの背を使って周囲の土を固めてください。苗は真っ直ぐ植えるのではなく、斜面に沿うように植えるのがポイントです。
葛城: はい、できました。これでいいのかしら?


葛城: 簡単そうに見えるけど、急勾配での作業なので腰が疲れますね。とても貴重な体験ができました。今日はありがとうございました。

葛城奈海

[体験後記 三重県篇]
初めて見たスギの「苗」は、小さくて、まさに幼児という雰囲気。とてもかわいらしかったです。まっすぐで市場価値の高い古木から種を採取するそうで、つまりエリートのDNAを持った苗たちなんですね。
この先いろんな試練が待ち受けているとは思いますが、今回私が植えた苗たちも、健やかに成長してほしいものです。またいつの日か、成長した彼らに会いに行ってみたいと思います(葛城奈海)




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