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6、7、8月の梅雨から夏にかけての期間は、雑草が生い茂り植林した苗木を覆ってしまう。そうなると、苗木の成長が妨げられ、場合によっては枯れてしまうことも。そこで、雑草とかクズやフジのつるなどを刈り取る下草刈りを行う。通常、植え付けて5年から8年間は実施する作業だ。雑草や笹などが繁茂するところでは、苗木の小さい4年間くらいは年に2回行う場合もある。刈り方は、3通りくらいの方法がある。ひとつは全刈りという植林した場所を全面的に刈り取る方法。これは、すべての方向からの日差しを必要とする樹木、たとえばアカマツなどに有効だという。別の方法には、筋刈りという植林した列に沿って刈るやり方と、坪刈りという苗木の周り1mくらいを円形に刈る方法がある。これは、あまり日光を必要としない樹木、たとえばスギなどに有効だという。特に、寒風害などのおそれのある地で行われる。この下草刈りは、暑い夏の時期の大変な作業。日射病、熱射病などに気をつけ、水分はこまめに取りたい。また、刈払い機を使う作業なので、周りに人がいないか確認する、石などに刃を当てないようにするなど、安全への注意も忘れられない。 |
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| 木を伐り倒す伐倒作業はいま、ほとんどの場合がチェーンソーで行われている。しかし、かつては斧やのこぎりで倒していた。この作業は、大変危険が伴うが、三つ紐伐りはいまでも最も安全で合理的な方法だといわれている。伝統技術としていまに伝わるこの技は、斧だけを用いて伐り倒すもので、木曽地方では昭和20年頃まで行われていたという。いまでは、伊勢神宮の御神木の伐倒のみに用いられている。それは、3方向から斧で幹の中心に達する穴をあけ、3カ所に斧を入れなかった部分(ツルという)を残すもの。そして、最後にツルの1本を切断して、木をその反対側に倒す技術だ。確かな伐倒方向を確保でき、安全性も高く、理想的な伐倒方式だったといわれている。いまはチェーンソーによる合わせ伐りが一般的だが、これは倒したい方向に受け口を切り込み、反対側から追い口を切って倒す方法だ。三つ紐伐りとは異なるが、その技術は昔の技を現代の道具に引き継いでいるといえる。 |
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