|
長崎南部森林組合は、平成14年に長崎、諫早、大村、西海の4つの組合が広域合併して誕生した。元の組合は、それぞれ4つの支所となっている。組合長の開さんは、大村市議会の議員や長崎県森連の会長も務めたことがあり、林業にも行政にも明るいエキスパートだ。
「この地域は、戦前はスギが多かったのですが、戦後はヒノキの植林を盛んに行ったので、ヒノキの比率が高くなっています。現在は、育林が事業の中心です」と話す。
「緑の雇用は、平成18年度から始めました。平成18年度に2名、平成19年度に4名の研修生を受け入れました。平成20年度も何名かの研修生を入れる予定です」と研修生の受け入れに前向きに取り組んでいる。
「今後の林業は、長伐期になってくるので主伐の際は80年生、100年生といった大径木を伐ることになります。それには、確かな伐倒技術を持った作業員が不可欠です。研修生には、研修で基礎をみっちり学んでいただき、その後も多くの経験を積んで、先輩たちの技術を継承し森林の担い手として活躍してほしい」と研修生にかける期待も大きい。
長崎南部森林組合では、大村支所を先駆けに機械化も進めている。台風被害が多かったことから高性能林業機械を用いた、 "3残1伐 "の列状間伐システムを確立していて、他県からの視察も多いと聞く。「若い人に長く働いてもらうためには機械化も必要ですし、事業体として福祉を充実させることも必要だと考えています」と若い力を定着させようという組合長の熱い想いを感じ取ることができた。
|