乾シイタケ生産量日本一を誇る大分県は、シイタケ栽培の発祥地。大相撲優勝力士には、大分県賞の副賞として「乾シイタケ」1年分が贈られている。
この乾シイタケを使ったユニークな名物があると聞き、研修生たちに教えてもらった。その名物が、「雪ん子寿し」。大分県下の「道の駅やよい」やJRキヨスクなどで好評発売中。本匠村の高橋文子さんが考案し、第14回きのこ料理コンクール全国大会に出品し見事、最優秀賞と林野庁長官賞を受賞した逸品だ。

寿司飯の上には薄味で煮付け三杯酢をくぐらせた乾シイタケと、やはり三杯酢をくぐらせたダイコンが載せてあり、寿司飯の下には大葉が敷いてある。ダイコンを雪に見立て、ホダ場のシイタケの上にうっすらと雪が積もるのをイメージしたという。
乾シイタケの味と甘酸っぱいダイコンの味が寿司飯によく調和し、大葉の香りが食欲をそそる。
受賞をきっかけに、高橋さんたちは、国の林業育成事業資金を受け「雪ん子工房」を設立。高橋さんが代表を務める「生活改善グループ愛の里工房」の15名のメンバーがローテーションを組んで働いている。また乾シイタケを使った新しいレシピ開発も続けていて、キノコ炊き込みご飯やお酒のおつまみ用にシイタケの柄の部分を佃煮にしたものなどを考案している。
◎本匠村生活改善 愛の里工房 Tel.0972-56-5417 |