鴨島町出身の藤川さんは、自営で土木建築関係の仕事をしていた。もともと山が好きで、いつかは林業をしたいと思っていて徳島県林業公社の面接を受け、半年ほど緊急雇用で山の仕事に就いた。
実際にやってみて気に入ったので研修生に応募したそうだ。奥さんは転職には反対だったそうだが、話し合って説得した。「やったことがない仕事なので心配したようです。今はがんばってと応援してくれます」と笑う。
最初は木を倒すのは恐かったが、だんだんおもしろくなってきたという。今やっている仕事は列状間伐が多いそうだ。
「列に木を倒さないといけないのですが、手元がちょっと狂うと別の所に倒れるので難しいです」。
自宅から組合までは車で30分ほどだが、現場によっては組合から車で1時間、そこから歩いてさらに2時間ということもあるそうだ。
研修が終わった後のことを聞くと「これからも続けていきたいね。山にはうるさいことをいう人もいないからストレスがたまらない。逆にストレスを発散できる仕事です」と満足そうだ。