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緑の研修生新聞 森林の仕事ガイダンス篇
「緑の研修生」ニューストップへ 森林の仕事ガイダンスレポート 「緑の研修生」は語る 指導員・受け入れ側の声

「緑の研修生」は語る。

「森林の仕事ガイダンス」の東京・大阪・名古屋の3会場では、各地の「緑の研修生」たちによるトークショーが開催された。
トークショーの司会役は、RINGYOU.NETの「緑の研修生」メッセージボードのナビゲーターとして研修生たちとはおなじみの葛城奈海さん。
そのステージの様子を紙面で再現してみた。

トークショー司会 葛城奈海さん


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長谷川: 私は、去年の6月に研修生として林業の世界に入ったんですが、その直前まで実はぜんぜん群馬県に行くことを考えていなかったんです。もう1年間ぐらい様子をみて、本当だったら今日、皆さんと同じようにそちら側に座って、今年「緑の研修生」に応募しようと考えていたんです。去年、会場に話を聞きに来て、まあ面接に行けばもっと詳しい話を聞けるだろうという軽い気持ちで面接を受けに行ったら、話がとんとん拍子に進んでしまって(笑)。
5月の末に神奈川から群馬に引っ越しをしたんですが4月の中旬には群馬に行くことはまったく考えていませんでした。1ヵ月しか迷う期間がなかったから結論できたのかもしれませんが、わからないことっていくら悩んでもわからないと思います。もしやりたいという気持ちがあるんだったら、変に悩んでマイナス思考になる前に一歩踏み出してしまえばいいんじゃないかな。踏み出さないと何も始まらないと思いますね。仕事がつらいなと思うこともけっこうありますが、続けていくことで、少しずつでも仕事が自分の身に付いてくると思いますから。“一歩踏み出す”ことと“続ける”こと。この2つが大事だと思います。
葛城:

ハイ、いい話をありがとうございました。次に亀山さん、お願いします。

亀山: 自分はまだ、一昨年の11月から林業をはじめたばかりですが、周囲の人に「仕事は、何してんの?」って聞かれると「林業をやってる」って誇りを持って答えます。「えっ、林業?」って顔されますけど(笑)。自分がやりたくて入った世界ですから、自信と誇りをもっていいと思います。もし、林業に興味が有るなら、どんどん当たっていった方がいいと思います。
葛城:

林業は、誇りを持てる仕事ですものね。では、次に木村さん。

木村: 山の仕事は、目には見えない、言葉では言い表せない、マニュアル化されていないおもしろさがあると私は思っています。今まで普通の会社や牧場で働いてきましたが、働かされているって感覚が強かったんです。でも、始めて1年しか経っていませんが、山の仕事は自分との戦いという感じがします。精神的にも成長した気がします。皆さん思い切って来てください。一緒にがんばりましょう!
葛城:

よく、わかる気がします。では、最後に田中さん。

田中: 私が、和歌山県の就業説明会で本宮町の参事さんと面接したときに、まず開口一番 「給料安いよ」って言うんですよ(笑)。そして、「仕事きついよ。それでもやる?」って言われたんですね。最初からおどかされて。(笑)
でも、確かにそれは両方とも正しいことなんですよ。そうなんですけど、やはり大きく言うと「地球を誰かが守っていかなあかん」、「豊かな自然を守っていかなあかん」という使命があると思うんです。確かに所得は1/3とかになるのを覚悟された上で、それがあっても行くぞ!という気合いがいると思いますね。その分、自然を享受できる大きな喜びがあります。春ですと山菜採りができて、秋にはキノコ採りとかね。おもしろいなあ!と思うことがたくさんあります。人間として生きて行くには、いいんじゃないかなって思います。ただ、来る前にしっかりお金を貯めてきた方がいいと思いますよ。
葛城: はい、皆さんどうもありがとうございます。会場の皆さんも、ご参考になったでしょうか?林業はたしかに厳しい面もありますが、街で暮らしていては手に入らない大きな喜びがあることも、研修生たちのお話しでよくわかりました。志があったら、まず行動してみることが大切なのかもしれません。


田中 豊己さん

和歌山県本宮町森林組合 田中 豊己さん

「緑の研修生」OBとして参加。林業を志すきっかけは、なんと朝の連続ドラマだったとか。ボランティアで熊野古道の語り部としても活躍している。


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