「緑の雇用」総合ウェブサイト
福岡会場『緑の研修生』からのメッセージ
やる気さえあれば大丈夫。
きびしい面もたくさんあるが、林業はやりがいのある仕事です。
福岡会場に駆けつけてくれた平成17年度の「緑の研修生」たちに、林業を志したきっかけや今の思い、後輩たちへのアドバイスを聞いてみました。
金銭的には苦しいが、それ以上の喜びがある。
宮野 仁さん 福岡県 太平森林組合
宮野さんが林業を志したのは、海が汚れているのを意識したのがきっかけ。「海が汚れているのは、川が汚れているから。川をきれいにするのは森林の役目だと、林業の大切さに気づきました」。それまで、東京で建設コンサルタントの仕事をしていたが、「環境のために、自分で何ができるかをやってみよう」と、家族を説得し故郷の福岡に帰ってきた。「はっきり言って金銭的には前より苦しいです。しかし、それ以上の喜びがあります」と顔を輝かせる。「以前は、仕事が忙しく週に1度か2度しか子供の顔を見ることができませんでした。でも今は、毎日、家族と顔を合わせて食事をすることができます。それがいちばん幸せです」と今の暮らしに満足そう。「昔と違って林業のやり方も変わってきています。若い仲間がどんどん増えれば、現状を改善していくことも可能です。僕らと一緒にがんばりましょう」。
初めはつらかったけど、半年もすれば身体が慣れます。
吉浦秀昭さん 佐賀県 富士大和森林組合 平成17年度研修生
福岡で会社勤めをしていた吉浦さんは、長男なので実家に戻ることになり家族を連れてUターンしてきた。仕事探しをしていたところ、「緑の雇用」のことを知り、林業をやってみようと思ったという。実家は大工。山育ちなので、山仕事がどんなものかは知っていた。それでも最初は山登りがきつくてしかたなかったという。しかし、林業を始めて世界が変わったという。「伐った木が材になって、どこかの家の柱になると思うと楽しいですね。家を見る目が変わりました。庭木も今までは何となく見ていましたが、今は木の種類が気になり、先輩に教えてもらっています」という。「自分も最初は身体がきつかったですが、半年もすれば身体が慣れます。やる気さえあれば大丈夫」と相談にくる人を励ましてくれた。
林業は、自分に自信が持てる仕事です。
石黒孝一さん 大分県 宇佐地区森林組合 平成17年度研修生
石黒さんは、サラリーマンから転職し農業をしていた。「自分の力でできる仕事がしたかった。一人でできる農業も自由でいいのですが、自由すぎて自分がルーズになる気がしました。そこで、仲間と一緒にできる林業をやろうと思いました」というのが林業をめざすきっかけだった。しかし、「やってみると思ったよりもずっとたいへんでした」と苦笑する。「でも、やらずに後悔するより、やって後悔した方がいい。やり直しもできるし、何より自分が納得できる」と負けずにがんばっている。先輩から「けがも弁当も手前持ち』という言葉を聞いた。「すべては自分の力、自分の責任。自分のやったことが実感できる仕事です」と林業に大きな手応えを感じている。「自分に自信が持てる生活を望むなら、林業はいいと思いますよ」と締めくくってくれた。
たいへんなことも多いが、得るものの方が多い。
比嘉 悟さん 沖縄県 沖縄県森林組合連合会 平成17年度研修生
比嘉さんは酒販店の営業・販売の仕事をしていたが、盆栽や木工が趣味で、いつか緑にたずさわる仕事に就きたいと思っていた。仕事を辞めて、ハローワークで松食い虫駆除の緊急雇用の仕事をしたのが縁で「緑の雇用」を知り、ぜひやらせてくださいと応募した。「林業をやってはじめて家族のありがたさがわかりました。規則正しい生活になり、家族と過ごす時間も増え、家庭円満です」と微笑む。「家庭がうまくいっているから、仕事も楽しいです」。これから林業を目指す人へのアドバイスを求めると「入ってみて、地球温暖化防止など大きなやりがいがあることも知りました。目には見えないけど、自分がやったことが地球環境の役に立っていると思うと誇りを感じます。自然を甘く見ず、慎重にやれば、誰でもできる仕事だと思います」と語ってくれた。
プライバシーポリシー
サイトマップ