いよいよ、今年もガイダンスが始まりました。会場となった大阪会館には、北は北海道から南は鹿児島まで全国13の道府県が集結。本町駅前というロケーションもよかったのでしょうか、12時の開場と同時にたくさんの人が訪れ、各ブースの前で順番待ちをする姿が見られました。
昨年に引き続き、私はステージの進行役を任され、研修生のみなさんから体験談をお聞きしました。今回大阪会場に来てくださったのは、和歌山・徳島からそれぞれ3名、奈良・鹿児島からそれぞれ1名の計8名の研修生(OB含む)。2回のステージがあったので、それぞれ4名ずつに登場して頂きました。
みなさんそれぞれに個性的なキャラクターの持ち主なのですが、その中でも印象的だったのは、外見とのギャップがあった鹿児島の福山さんです。まるでカラオケでも熱唱しているかのように、小指を立て、マイクの頭よりもお尻の方を上げて彼が喋りだしたとき、思わず「おもしろいマイクの持ち方しますね〜」と突っ込みを入れてしまったのですが、そんな今どきのノリのいい若者風の福山さんが、最後に来場者へ向けたメッセージとして、こんな話をしました。
「森での仕事はきついけど、楽しいこともいっぱいある。この間、鹿の角を拾ったんですよ。それも、三又の立派なやつ。もちろん、宝物にして飾ってます。それに、きれいなランの花が咲いてたりもする」
大の男が森で見つけた感動を純真な少年の心そのままに語る様子がほほえましく、聞いている私たちに意外性とともにロマンを運んでくれました。
こうした純粋さというのは、森林の仕事に関わるみなさんから、多かれ少なかれ感じることがしばしばあって、そのたびに心の中にさわやかな風が吹き抜けていくような心地よさを覚えます。明日は、また新たな風が吹くのでしょうか。……おっと、その前に今夜は研修生のみんなと飲むのでした。まずは、今宵が楽しみです。 |