森林(もり)の仕事ガイダンス 平成21年度 全国の森林の担い手就業相談会

森林の仕事ガイダンス 実施報告 〜有楽町:東京国際フォーラム〜

11/20(金)、11/21(土)の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムで「森林の仕事ガイダンス」が開催されました。
ここでは開催報告レポートをご紹介いたします。

今回のガイダンスでは、林業についての基本的な理解を深めていただく「理解促進ゾーン」と、林業についての具体的な相談をする「相談ゾーン」に分けて、ご来場いただいた皆さんが相談しやすい環境をご用意しました。
理解促進ゾーン
【森林の担い手トークライブ】
  • 11/20(金)司会:葛城奈海さん
    • 13:30〜14:00 
      • 研修生1:鈴木道生さん(群馬県)
        研修生2:佐藤亜矢子さん(千葉県)
        指導員:木村正敏さん(千葉県)
    • 16:00〜16:30 
      • 研修生1:宮本奈枝さん(群馬県)
        研修生2:五社和幸さん(大分県)
        指導員:高田好則さん(大分県)
  • 11/21(土)司会:葛城奈海さん
    • 10:30〜11:00 
      • 研修生1:新川周二さん(鹿児島県)
        研修生2:鈴木道生さん(群馬県)
        研修生3:宮本奈枝さん(群馬県)
    • 13:45〜14:15 
      • 研修生1:中堂園芳寿さん(鹿児島県)
        研修生2:鈴木道生さん(群馬県)
        指導員:高田好則さん(大分県)
  • 葛城奈海さんを司会に、研修生や指導員の方々の「生の声」を聞くステージイベントが両日ともに2回ずつ開催されました。

    登場された方々のご紹介のあと、相談ブースでも多く寄せられる10の質問にYesとNoで答えていただくチェックコーナーへ。

    「林業に就く前、自分ができるかどうか不安を感じた」「都会の生活よりも山村の生活の方がいい」「自由な時間が持てるようになった」などの質問に対して、研修生・指導員の皆さんが、フリップにチェックを入れていきます。若い研修生の中には、「若い人にもっと林業に入ってきてほしい」という質問に、“花丸”をつけた方もいらっしゃいました。

    チェックコーナーのあとは、こちらで用意したキーワードについて、ご登場の皆さんに答えていただくトークディスカッション。「山の暮らし」「やりがい」「夢」といったワードの中から、研修生・指導員の方々がご自身でキーワード
研修生・指導員の方々のコメントに耳を傾けていた司会の葛城奈海さん
林業に就いて、ご家族との時間が増えたと語る鈴木道生さん
森林の中での仕事と暮らしについて印象的に語った佐藤亜矢子さん
指導員としての立場から、林業について語る木村正敏さん
女性の方にも林業に来ていただきたいと語る宮本奈枝さん
きれいに木が切れると気持ちが良いと語る五社和幸さん
山での安全管理について語っていただいた指導員の高田好則さん
将来は独立をめざして、経営もしていきたいと夢を語る新川周二さん
新人ながら、重要な機材を任せられていると語る中堂園芳寿さん
 
【都道府県ブースPRタイム】
  • 都道府県ブースから代表して、自身の林業をPRするコーナーです。
    資料を持ち込んで紹介をしていただいたり、その県ならではの木材のことについて語っていただいたり、それぞれの県の独自色を打ち出して、熱心にアピールする姿が印象的でした。
【森林のセミナー】
  • 森林のことについての興味深い話題を講演していただいたのは、作家の浜田久美子さん。

    東京と長野の「二住生活」をおこないながら、森林についての著書を多く執筆されています。精神科のカウンセラーをしていたご自身が、森林に魅せられていったことに始まり、林業と山仕事の違いや、世界の林業のことなどを、身近な視点から分かりやすくお話ししていただきました。

    ご来場いただいた方も真剣なまなざしで聞き入っていており、メモを取っていて、きちんと参考にする方もいらっしゃいました。
【オリエンテーションコーナー】
  • 入場してすぐ、10分間のオリエンテーションを来場者の方全員に受けていただきました。
    各都道府県にご相談いただく前に「林業の流れ」「研修生になるためには」といった基本的な知識を共有していただき、よりよい形でご相談できるようにしました。
【資料展示コーナー】
  • 林業の現場で使用されている道具や作業着などが展示されるコーナーでは、森林について分かりやすく説明したパネルも展示され、じっくりと説明に見入る姿も見られました。中には都会の生活ではなかなか触れることのできないものなどもあり、手にとったご来場者の方の中にはスタッフに熱心に質問する方もいらっしゃいました。
【間伐材製品展示コーナー】
  • 間伐材を使った製品を展示して、「木」の実用性に触れていただくコーナーです。
    実際に手にとって、製品に親しむこともでき、木材にしか出せない独特の風合いにご来場の方々も、また違った視点から、「森林」について学んでいました。
【森のつみ木コーナー】
  • 会場にはお子様が遊べる「つみ木コーナー」のスペースも用意され、ご家族連れでご来場のお客様にはたいへん好評でした。
    木のおもちゃに触れることがはじめてのお子様もいらっしゃって、木の温もりや音など、楽しい体験を育むことができました。
相談ゾーン
  • 理解促進ゾーンで、林業について興味深く触れていただいたあとは、具体的に森林の仕事について相談ができる「相談ゾーン」に入ります。
    全森連のスタッフが総合的な相談にお答えする「全国森林連合組合 総合相談ブース」、研修生に直接質問ができる「緑の研修生 相談ブース」、各都道府県に具体的な質問・相談ができる「都道府県 相談ブース」に分かれ、どのブースも活気のある雰囲気に包まれました。
  • 「緑の研修生 相談ブース」は、ステージイベントで話をしていた研修生たちに実際に質問ができるということもあって、「研修生たちの生の声が聞けます」のポスターの言葉通り、「森林での仕事に不安はありましたか?」「やりがいはありますか?」といった質問をされている方がいらっしゃいました。
  • また、「都道府県 相談ブース」では、その土地ならではの研修制度やシステムのことが聞ける都道府県もあり、満足のゆくまで、質問をされるご来場者の方も多くいらっしゃいました。

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