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「緑の雇用」事業とは100年先にとどける仕事。 「緑の雇用」は、明日の森林の担い手を育てる事業です。
ここでいう「緑の雇用」事業とは、林野庁の補助を受けて全国森林組合連合会が実施する「緑の雇用担い手対策事業」のことをいい、未来へ豊かな森林を残していくために必要な“森林(もり)の担い手”を育成していく事業です。

「緑の雇用担い手対策事業」とは

スギやヒノキなどの人工林は、人間の手で守り育てていかないと荒れてしまいます。

いま日本各地で、担い手の減少や高齢化のために、今後、これらの森林の手入れが行き届かず、放置されることが心配されています。地球温暖化を防止するためにも、こうした森林を整備していかなくてはなりません。

そのために、森林の整備を行う若く元気な人材(森林の担い手)が必要です。 しかし、林業に就業するためには、自然の中で苗木の植え付けから木材の伐採までの多様な作業や屋外のきびしい条件下での作業をするための技術を身につける必要があります。意欲だけでは林業に就業するのが難しいのが現状です。

「緑の雇用担い手対策事業」では、林業就業に強い意欲があり、森林組合等の林業事業体に採用された人たちに対して森林整備等の作業に必要な技能・技術習得の支援を行い、こうした人たちが山村に定住し地域が活性化していくことをめざすものです。

平成20年度から、従来の基本研修と2年目の技術高度化研修に加え、「森林施業効率化研修」が追加され、より充実した事業内容となっています。最長で3年間の研修を通じて、森林の担い手となるための技術・技能を身につけることが可能です。また、「森林施業効率化研修」の指導者を養成するため、研修生を指導する熟練者に対する「事業体指導員指導能力向上研修」も新たに設けられました。

基本研修
植付け、下刈り、間伐など、林業就業に必要な基本的な技術・技能を習得するための研修です。
●集合研修(約20日)
安全講習など、基礎的な知識・技術を習得します。
●実地研修(180日)
所属する林業事業体で熟練者(指導員)が実際の現場で指導します。(育成研修、実践研修)

技術高度化研修
基本研修を修了した人が対象です。風倒木やかかり木の処理など、より高度な伐出の技術・技能について研修を受けます。
●風倒木等処理研修(集合研修 約20日)
●かかり木等処理研修(実地研修 80日)

森林施業効率化研修
基本研修または技術高度化研修の修了者が対象です。高効率作業システムによる効率的な施業に必要な技術を身につけるための研修です。

●施業効率化研修(集合研修 約10日)
●高効率低コスト作業システム研修(実地研修 140日)
所属する林業事業体における実地研修です。間伐が必要な3〜12齢級の過密な人工林において、高効率作業システムでの施業技術を習得します。

※「森林施業効率化研修」は、「緑の研修生」が所属する研修班を単位に、間伐実行面積当たり・一日当たりでの助成が行われます。


「緑の雇用」事業の沿革

■農林水産省(林野庁)の平成14年度補正予算により、全国森林組合連合会が事業実施主体として開始。

■平成15年度、「緑の研修生」第1期生に対する研修開始。

■平成16年度、林野庁において平成16年度以降も引き続き本事業予算を確保。 「緑の研修生」第2期生に対する研修開始。

■平成17年度、「緑の研修生」第3期生に対する研修開始。

■平成18年度、林野庁において新たに「緑の雇用担い手対策事業」の予算を確保。基本研修修了者を対象とした技術高度化研修を導入するなど事業内容を拡充。

■平成20年度、基本研修、技術高度化研修修了者を対象とした森林施業効率化研修、指導員を対象とした事業体指導員指導能力向上研修を導入し、事業内容をさらに拡充。



緑の雇用とは
森林は、私たちの未来を育むかけがいのない財産「緑の研修生」になる条件とは



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