林の樹木は、空気中の二酸化炭素と根から吸い上げた水を使い光合成作用により炭水化物と酸素を作りだしています。作り出された炭水化物は、樹木の生長に使われ、幹や枝、葉、根を作ります。つまり、樹木は二酸化炭素を吸収しながら生長していくわけです。 森林において、二酸化炭素をよく吸収するのは生育している比較的若い樹木です。とくには我が国では、1千万haもの人工林があり、これに対して除伐・間伐などの森林整備を行い、樹木の健全な発育を促す必要があります。
●補足:
6CO2(二酸化炭素)+6H2O(水)+太陽エネルギー
→ C6H10O5(セルロース)+6O2(酸素)+H2O(水)
上記の化学式より、1つのセルロース分子を合成するために6つの二酸化炭素分子が必要です。C6H10O5に相当する分子量は162g 、6 CO2に相当する分子量は264gなので、樹木が生長して1kgの樹体を作るときには約1.6kgの二酸化炭素が必要になります。 |