RINGYOU.NET 「緑の雇用」総合ウェブサイト

全国の森林の担い手就業相談会・共同説明会 - 森林(もり)の仕事ガイダンス - 森林(もり)の国の担い手になろう。

ガイダンストップ ガイダンス会場案内 ガイダンス相談手順 ガイダンス速報 ガイダンスレポート ステージ中継

ガイダンス速報

福岡会場レポート 宮城会場レポート 大阪会場レポート 東京会場レポート
福岡・宮城・大阪・東京で行われる「森林の仕事ガイダンス」の様子を、会場から葛城奈海さんがレポートします。
宮城会場レポート

1日目

2日目

1日目
11月26日

宮城ガイダンス(ホテルサンルート仙台) 1日目レポート 葛城奈海

イベント会場は仙台駅のコンコース
賞品の秋田杉間伐材のブランコ
研修生の羽場さん、奈良さんとのトークショー

みなさん、こんにちは。葛城奈海です。ホテルサンルート仙台のガイダンス会場から、宮城ガイダンス初日レポートをお届けします。


東北地方が大雪になったという先週のニュースに怯えて、ダウンのロングコートを着込んで仙台駅に降り立った私ですが、今日の仙台はぽっかぽかの小春日和。ガイダンスにはもってこいのお天気に恵まれました。とはいえ、街を歩けば、ケヤキの黄色い落ち葉が石畳の上でつむじ風に舞い、季節の風物詩を見るようでした。


今回の宮城会場は、イベントスペースとガイダンス会場が徒歩で5分ほど離れています。イベントスペースは、仙台駅のコンコースで午前10時から午後6時まで。ステージは、なんと在来線中央改札口の真正面です。ステージ横では、元山形放送アナウンサーの女性が、会場やイベントの案内をしてくださっているのですが、そのマイクの声と同じくらいの音量で、時折、「まもなく3番ホームには…・・・」と駅の構内放送が聞こえてきます。ステージ前の左右には、福岡会場同様「お山の森の木の学校」や、間伐材・パネル展示コーナーが設けられています。改札口からは、間断なく何百人という人が流れ出てくるため、とにかく活気があり、「お山の森の木の学校」などはあっという間に人であふれてしまい、受付ストップをかけるほどの盛況ぶりでした。小さなお子さんを連れた親子なども夢中になってパーツに色を塗り、紅葉の葉や木の枝、実などを壁掛けの台座に接着していましたし、季節がらクリスマス用の作品を作る方も多かったようです。間伐材コーナーでひときわ目を引いたのが、秋田杉の間伐材でできたブランコ。ちゃんと背もたれがつき、二人が並んで乗れるほど立派なものです。外観も白っぽくてなんともロマンチックな雰囲気。実はこれも、林産品抽選コーナーのプレゼントのひとつです。こんなのが当たったら、…・・・うーん、うらやましい限りです。


そして、ガイダンス会場となっているのが、ホテルサンルート仙台3階の菊の間。全国森林組合連合会の総合相談ブース、研修生による相談ブース、そして東北6県のブースと、資料・書籍コーナーが並ぶこちらの会場は、午前11時から午後7時までの開催です。今回のガイダンスは初の両日平日開催ということで、それが来場者数にどう影響するか関心を集めていたのですが、夕方になって仕事帰りと思しき若い方が多数足を運んでくださったのには、関係者一同、遅い時間まで開催した甲斐があったなと感じたのでした。


研修生は、秋田、山形、宮城の各県から、それぞれ2名ずつ、計6名が参加してくれました。唯一の女性、宮城の羽場さんは、先日、『MIDORI PRESS』の取材で栗駒高原を訪れた際に、お会いしたばかり。その折には直接の絡みはなかったのですが、本日のトークショーで改めてお話を伺い、「花粉症を発症し、治すには薬を飲むだけでなく、そもそもの原因となっている杉林を手入れしなければ!」と思い立ったのが、林業を志したきっかけのひとつと知って、感嘆してしまいました。いやはや、なんともスケールの大きな女性です。今回の会場のステージ前には座席がないため、トークショーもいつもの半分の15分間でまとめることになり、研修生2人ずつで計3回のステージを行いました。


今日特筆すべきは、お昼過ぎのガイダンス会場に東北放送(TBCラジオ)の生中継が入り、全森連の笠間さんや宮城の研修生の荒さんがインタビューを受けているのを、控え室のラジオで「生聞き」したことです。開け放たれたドアから、インタビュアーの男性がうろうろしているのを視界の隅に入れながら、その声が同時にラジオから流れてくるというのは、ちょっと珍しい体験でした。この他、宮城テレビやTBCテレビの取材も入り、そういう意味でも活気づいたのでした。


さて、明日はTBSラジオ『ちょっと森林のはなし』の取材も入る予定……というか、私自身、そちらのインタビュアーも務めなければならないので慌しくなりそうですが、また多くの方にご来場頂き、森林の仕事や森林の恵みについて、理解を深めていただければなと思っています。ではでは、また明日。

このページのトップへ
2日目
11月27日

宮城ガイダンス(ホテルサンルート仙台) 2日目レポート 葛城奈海

チェンソーカーヴァー林さんの作品。
真剣な表情で相談する若い来場者。
宮城県森連の三澤さんへインタビュー。
「お山の森の木の学校」の明石さんと。
「お山の森の木の学校」のかわいい木工品。

みなさん、こんにちは。葛城奈海です。昨日とうって変わって冬寒の空になった仙台から、宮城ガイダンス2日目レポートをお届けします。


今日は朝から冷たい北風。それでも朝は、透明感のある青空に鰯雲がかかり、「これぞ秋!」という感じの爽やかな天候だったのですが、いつしかどんよりとした重たい冬の空に変わっていました。今日はダウンのコートが大活躍です。


そんな寒さが功を奏したのでしょうか、仙台駅コンコースでのステージには昨日よりも多くのお客さんが立ち止まって聞いてくださいました。ステージ前には、福岡のガイダンス会場で実演してくださった林さんのチェーンソーアートの作品が並んでいます。トークショーの最中にも、愛らしい熊や、犬、梟、鼠などに引き寄せられるように、時折小さなお子さんが近づいてきて、手を伸ばす姿がほほえましかったです。


平日のためか、相談会場への来場者には中高年の方が多かったのですが、意外なことに、朝から若い女性の姿も立て続けに見られました。初回のトークショーに先立ち、TBSラジオ『ちょっと森林のはなし』の取材で、宮城県森連の三澤さんにインタビュー。林業を取り巻く環境はここ一年で激変し、特に山間部ではたくさんの担い手が求められていること、何年もかかって一人前になるという印象の強い林業ですが、刈払い機とチェーンソーが使えれば即戦力として活躍が期待されていることなどのお話が新鮮でした。


この他、「お山の森の木の学校」の主催者である明石さんや、研修生を代表して昨日のレポートにも書いた女性の羽場さん、来場者の何名かにもインタビューさせて頂きました。明石さんは、木の枝や実など自然素材を使った木工を通じて、「こうした素材というものは、幹だけに限らず先の先まで使えるものだということを知ってもらい、またそれを自由に組み合わせていくことによって、テレビゲームなどがもてはやされる時代にあって、子どもたちの豊かな感性、想像力を育てたい」と仰っていたのが心に残りました。お話を伺った来場者の中で一番若かったのは19歳の女性。長時間に渡って羽場さんと熱心にお話をされていると思ったら、羽場さんもボランティアで経験したことのある造園の勉強をしているそうです。研修生の生の声、しかも女性である羽賀さんと直接お話できたことで不安が少なくなり、就職先の候補のひとつとして林業を考えたいと思うようになったということでした。逆に最高齢は72歳の男性。就業しようというわけではなく、環境について関心を持ち、林業の現状を知りたいとガイダンス会場にお越しになったそうです。このガイダンスが、単なる就業のための相談会に終わることなく、来場される方の林業への意識を高めてもらうことにも役立っているのだと改めて感じました。


そんなこんなで盛況のうちに、宮城ガイダンスも終了です。関係者が一堂に会するこうしたガイダンスは、いろいろな情報交換、意見交換の場としても役立っているようです。対外的にはもちろんですが、林業に携わっている人同士が交流し、刺激しあう場となり、ひいてはそれが林業の活性化につながれば、ガイダンスも二重に意義あるものになりそうですね。

このページのトップへ
Copyright(C) 2006 RINGYOU.NET. All Rights Reserved. プライバシーポリシープライバシーポリシー  サイトマップサイトマップ