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平澤林産有限会社

長野県の南信エリアに位置する伊那市に、昭和60年設立された平澤林産有限会社。
積極的に高性能林業機械を導入し、市周辺国有林などの間伐を中心に森林整備を行い山々を守っている。

平澤林産有限会社

長野県伊那市西春近4105
TEL:0265-78-2228

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伊藤 大輝

伊藤 大輝(いとう だいき)さん
23歳 フォレストワーカー3年目
所属
平澤林産有限会社
家族
両親 兄
趣味
渓流釣り、バイクツーリング、キノコ狩り
前職
学生

北原 健太郎

北原 健太郎(きたはら けんたろう)さん
29歳 フォレストワーカー2年目
所属
平澤林産有限会社
家族
妻 子ども(0歳)
趣味
ネットサーフィン
前職
ミュージシャン

ふるさとの山を守るため林業に就くことを決意。

長野県林業大学校で学んだ伊藤さんは、学生時代、林道の無い場所から木を切り、集材する作業のダイナミックさに魅せられ、いつか自分でも架線を張る場所で仕事がしたいと思い、卒業後、林業の現場に進んだ。
北原さんは、18歳の頃地元伊那を離れて東京都内でプロミュージシャンとして活動していた。しかし、いつかは地元でやりがいのある仕事をしたいと思っていた。インターネットでたまたま「林業就業支援講習」を知り、興味本意で参加。 そこで林業の意義を知り「ふるさと伊那の山々を守りたい」と本気で考えるようになり、Uターンを決意。林業の門を叩いたのだ。
南信の伊那市に生まれた伊藤さんと北原さん。きっかけは違うが林業を志し、ふるさとの山を守る、その気持ちに強い意思を感じる。

ふるさとの山を守るため林業に就くことを決意。

基礎体力と忍耐力は克服できる。技術は身体で覚える。

彼らは朝7時頃会社に集合し、作業現場へ向かう。今の現場は会社から1時間半ほどかかる。到着後に班長から作業確認と注意事項を伝えられ作業開始。途中、休憩や昼休み(12時~13時)をはさみ、日没前まで作業を行う毎日だ。 林業の仕事を始めた頃は2人とも体力的に慣れるまでが大変だったと言う。伊藤さんは「当初1ヶ月くらいは全身が毎日筋肉痛。食事の時に、箸も満足に持てなかった。慣れるまで2ヶ月くらいかかりました」という。しかし、今では筋肉がついて昔の服が入らない。
一方、北原さんは「山仕事は自然の中で気持ち良いだろう」と思っていたが、夏場の暑さには驚いたという。作業着はTシャツと短パンではなく、夏でも長袖長ズボン。しかも、ガラス繊維が織り込まれているので生地は分厚い。午前中だけで汗だくになり、体力の消耗も想像以上。さらに、チェーンソーを持って山の中を上り下りするため、足や腕もパンパンだ。「身体や指先に余分な力が入ってバネ指という状態にもなりました。慣れるまで1~2ヶ月かかったと思います」と、当時を振り返りながら笑った。
山の仕事はハードな面も多い。しかし、生涯の仕事として本気で取り組めば、そのつらさも時間と共に慣れ、いつかは笑い話になる。

基礎体力と忍耐力は克服できる。技術は身体で覚える。

現在は山頂付近から尾根に向かって架線を引き、急斜面の間伐作業を行っている。「私たち2人はまだ林業の駆け出しレベルです。作業は、最前線で伐倒していくのが役目です」と語る。毎日伐倒作業を行い、技術を身体に叩き込んでいるという2人は、今日できるようになったこと、明日やってみたいことなど、毎日伐倒技術を磨くことを考えている。「最近、良い角度で倒れる伐倒が増えてきました」と伊藤さんは語った。

厳しい仕事も、山の中のランチや休日の満喫でリフレッシュ!

山深い作業現場の中には当然のことながらコンビニもスーパーもない。仕事時の気分転換は各自持参する昼食だ。簡易小屋でお湯を沸かし、スタッフ全員でワイワイ話しながら弁当を食べるのが心地よいひと時。既婚の北原さんは愛妻弁当を、伊藤さんは母親が作る特大おにぎり2個が定番。「天気のいい現場での昼食は最高に美味しい」という。

また休日の過ごし方を聞くと、アウトドア派の伊藤さんは「普段仕事で山や沢を歩き回っているので、魚が釣れる場所、キノコが生えている場所が自然と分かるようになりました」と山の知識が趣味に活きていると話す。
一方、インドア派ですと語る北原さんは「趣味は宇宙で、休日はインターネットで宇宙のことを調べています。外出は家族と近くのショッピングセンターに出かけるくらいです」とそれぞれ休日を満喫しているという。
林業は自然の中での仕事のため、始業と終了時間が明確な上、休日もしっかり取ることができる。そのため、家族との時間、自分の趣味に使う時間が取りやすいのも林業の魅力だ。

厳しい仕事も、山の中のランチや休日の満喫でリフレッシュ!

やってみないとわからない、林業の楽しみや奥深さ!

林業は自然を相手にする仕事。「今取り組んでいる架線作業は急勾配で切り立った山々の間伐に必要なもの。木を切り出す前に、設置前準備、設置作業、そしてやっと木を運び出す架線運用となります。スタッフ全員が息を合わせて各作業を行わないとうまくいきません。作業が奥深く勉強の毎日です」と話す2人は、一筋縄ではいかない林業の技能を持つために「ひとりでできる仕事、数名でやる仕事、チームで連携して行う仕事のキャリアを重ね、自分のスキルを向上していきたい」と、林業という仕事の醍醐味に向かい、前向きに取り組んでいる。
「自然の中での作業、チェーンソーの操作、重機の運転やオペレーションなど、林業に興味を持っているなら、ぜひ飛び込んでみてください。林業の楽しみや奥深さは、やってみないとわかりません」とメッセージを送る。

やってみないとわからない、林業の楽しみや奥深さ!

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