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研修生の声

研修生の声

研修を受けながら、実際に森林の現場で活躍している
全国各地のフォレストワーカーの声をご紹介します。、
彼らの“声”をどうぞお楽しみください。

INTERVIEW

中井さん

千葉県
「緑の雇用」フォレストワーカー2年目

田舎の風景に憧れて
アパレル業界から森林の仕事へ!

Q1.林業に入るきっかけと職場の雰囲気

学校を出てからアパレル業界で働いていましたが、子どもの頃に住んでいた田舎の景色が忘れられず、田舎暮らしに憧れて林業に転職しました。職場には私の他に数年前まで山仕事をしていた76歳ぐらいのおばあちゃんがいて、困ったときや男性に話しづらいことでも気軽に相談できます。

Q2.林業を始めてよかったこと

千葉県は昨年の台風で大きな被害に遭い、私の家もライフラインが止まり、道が倒木で塞がれました。でも、この仕事に就いていたので、台風による倒木処理を手伝えました。親方が倒した木の幹や枝を細かく切る作業をしました。世の中の役に立っているんだなと感じ、林業をやって本当によかったと思いました。

Q3.今の暮らしぶりは?

ずっと田舎暮らしに憧れていたので、やっと夢を叶えられ毎日幸せに暮らしています。今は職場の人の知り合いの方から一軒家を借りることができ、そこに住んでいます。家の目の前が広々とした田んぼで、陽当たりもよく洗濯物もよく乾きます。

Q4.田舎暮らしで戸惑ったこと

休日には、職場の人が私を心配して様子を見に来てくれます。同僚のおばあちゃんは、毎回いろいろなものを差し入れてくれます。あるとき私が「パンが好き」と言ったら、わざわざパンを焼いて持ってきてくれました。休日に様子を見に来てくれることに最初は戸惑いが大きかったのですが、今はうれしい気持ちでいっぱいです。

Q5.林業を考えている人にメッセージを

林業は、楽な仕事ではないですが、苦しいだけの仕事でもありません。大変だけど、やりがいや楽しいことの方がずっと多いと思います。私は体力も腕力もある方ではないので不安もありましたが、林業の仕事の中には、力がなくてもできる仕事はいくらでもあるので、体力に自信がない女性でも諦めることはありません。