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研修生の声

研修生の声

研修を受けながら、実際に森林の現場で活躍している
全国各地のフォレストワーカーの声をご紹介します。、
彼らの“声”をどうぞお楽しみください。

INTERVIEW

金沢さん

徳島県
フォレストワーカー4年目

屋外で働くってやっぱり楽しい!
アウトドア派の私には理想の仕事

Q1.林業という仕事を選んだきっかけは?

私は徳島市の出身です。接客が中心の仕事をしていたのですが、ストレスを抱えることが多くなり転職を考えるようになりました。たまたま徳島の情報誌で林業アカデミーの記事を読んだ際、前の職場で取得していた大型の運転免許が生かせるかもと思い、実際に話を聞きに行ったんです。林業に関する知識がほとんどなくても歓迎されるということ、そして何よりも屋外で働くことが楽しそうだと感じました。そこで1年間の林業アカデミーでの講習を受け、フォレストワーカーへと転身しました。

Q2.実際に体験してわかった林業の魅力とは?

倒した原木を4mほどの丸太にしたものを造材といいますが、私はその造材の搬出作業を行っています。1週間前に来たときは立っていた木々がなくなっていく、その仕事が目に見えてわかる点と達成感が魅力です。時には山に入って現場が遠かったりすると、荷物持って頂上近くまで2、3時間歩くこともあります。夏は暑いし、冬は寒いといった自然環境の過酷さもあります。ただ、私自身はアウトドア派ということもあって、やっぱり外で働く、自然の中で働けるという林業にすごくやりがいを感じているんですよね。

Q3.女性が林業で働くことについての思いは?

私自身、何もできないところから始めたわけですが、4年間仕事をしてみて、すでに木を切ったり機械を扱ったりすることに慣れてきています。女性の方でも普通にというか、本当に山が好きだったり、外で体を動かすことが好きであれば全然できる仕事だと思います。もちろん、男性に比べて力仕事では劣りますが、そのぶん機械での作業が多くなるのもありがたいです。実際、私の他にも林業アカデミーでの同期や次の代にも女性がいまして、現在徳島県内では4、5名ほどの女性が林業で働いています。

Q4.将来の夢について教えてください!

まずは今以上に木を丁寧に切れるようになって、搬出作業はもちろん、様々な作業をしっかりと任せていただけるような人材になりたいです。この仕事が好きだし、自分の中で本当に向いている仕事だなとも思っています。周りの人たちにも恵まれていますし。ですから、危険を察知したり回避するなど細心の注意を払って、この先10年20年林業を続けられるように頑張っていきたいです。

Q5.林業を目指そうという人へメッセージを!

やってみるとすごく楽しい仕事ですよ。個人的には危ないというイメージは捨てないでいただきたいのですが、女性の方でも、搬出作業に限らず保育活動や測量など、林業の中で活躍できる場はいろいろとあるはずです。体力に多少自信がなくても続けることでついてくると思いますので、少しでも興味を持っていただけたのであれば、ちょっとした体験ができる機会などもありますから、どうぞお気軽にご参加ください。より楽しさを味わっていただけると嬉しいです。