日本伐木チャンピオンシップ(JLC)とは
JLCは、林業技術や安全作業の向上、林業の魅力発信、そして林業の社会的地位向上を目的とした、日本最大のチェーンソー競技大会です。
全国から選手を募集し、世界大会(WLC)のルールに準じた5種目(伐倒、ソーチェン着脱、丸太合せ輪切り、接地丸太輪切り、枝払い)で技術を競います。
日本代表の選出
採点は、効率性や正確性といった技術面に加え、安全装備や動作手順など安全面も評価対象です。
結果により、24歳以上の「プロフェッショナルクラス」から3名、24歳未満の「ジュニアクラス」から1名が、日本代表としてWLCへ出場します。

「緑の雇用」とのつながり
「緑の雇用」事業では、JLCを通じて現場技能者の安全意識向上や事業の認知拡大を図り、新たな林業就業希望者の増加を目指しています。
競技の採点ポイントは「技術面」と「安全面」
競技者の手順の確実さ、および競技者がどれくらい安全、かつ正確性をもって作業しているかが競技の採点ポイント
安全面は特に重視され、違反にはペナルティ・ポイントが課せられます。
例:
・安全保護具を装着しない:20ペナルティ・ポイント
・地面または両膝間で固定せずにチェンソーを始動:30ペナルティ・ポイント
・エンジン作動中にチェンに触れる:50ペナルティ・ポイント