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研修生の声

研修生の声

研修を受けながら、実際に森林の現場で活躍している
全国各地のフォレストワーカーの声をご紹介します。、
彼らの“声”をどうぞお楽しみください。

INTERVIEW

松瀬さん

岐阜県
「緑の雇用」フォレストワーカー1年目

林業は女性も働くことができる仕事。
技術が向上していくのに
喜びを感じています。

Q1.林業に入ったきっかけは?

高校の頃から屋外で働く仕事をしたいと思い、高校卒業後に林業大学校の一つ、岐阜県立森林文化アカデミーに入学しました。在学中は、インターンシップで森林の仕事を見学しました。女性と男性では体力面の差がどうしても出るので、そのあたりの働き方を考えてくれる会社を探し、今の会社に就職しました。

Q2.女性が林業をやる苦労は?

今の作業班は、私と近い年齢の方が多く班長さんも三十歳ぐらいの方で気軽に話し合えます。女性は今のところ私一人ですが、先輩たちが気を遣ってくれるので心細さはまったく感じていません。最初は、道具を持って山を登るだけでも疲れてしまいましたが、男女の差というより、作業に慣れていなかったせいだと思います。

Q3.林業のやりがいは?

技術が向上することがいちばんうれしいです。まだ入ったばかりなので完璧に作業ができる訳ではないのですが、班長がしっかり教えてくれるので、教えていただいたことを意識して、例えば木を伐ったときに思った通りにきれいに倒れてくれると技術が向上したなと実感できます。

Q4.林業の厳しさ

作業中に危険な場面に出会うこともあります。以前、傾斜がきつい山で木を伐ったとき、退避するときに焦って足を滑らせてしまいました。もし伐倒方向の方に滑り落ちていたらと思うと冷やっとしました。現場では、その日の作業で気を付けることや目標を一人ずつ話し、安全の意識を全員でしっかり持つようにしています。

Q5.林業を考えている人にメッセージを

実際に山に入って作業をしている女性は、まだ少ないと思いますが、一緒に働いている方たちが気にかけてくださるので、男性と同じように働くことができます。特に女性だからといって心配することはありません。林業は、女性も働くことができるやりがいのある仕事だと思います。